疑惑の影

疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)

疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)

毒殺と悪魔崇拝の話。悪魔崇拝の部分がなんかすべっている印象。『火刑法廷』とかオカルトがいい味だしている作品と比べると、とってつけたような趣向に感じる。ヒロイン二人とのかけひきと、オチのつけ方が読みどころかな。

IMEのはなし。

かわせみを試しに使ってみたら、引き返せなくなったので購入した。
頭もいいし、カスタマイズもしやすいし、漢字検索機能の拡張もあり、ということで、さすがにここからことえりに戻るのは少々ツラいものがあった。

まあ、「ゝ」や「ゞ」が「じおくり」ではなく、「くりかえし」で出るのが、まだちょっと慣れない。ことえりに大分毒されている模様。

伊勢物語の表現を掘り起こす

面白かった。ただ、十段から十五段まで(この本が《あづまくだり》のエピローグとして位置づける部分)は小松の読み方をもってしても、やや散漫な印象を受けた。

野獣死すべし

野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)

野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)

イギリス新本格の有名どころ、ニコラス・ブレイク野獣死すべし』をだらだらと読んできたが、ようやく読了。息子を殺された犯人を見つけ、私刑に処そうとする男の日記から物語ははじまるのだが、サスペンスフルな出だしの割に、展開は結構淡々とした印象。『死の殻』とかも大分前に読んだが、あれもやっぱり淡々としてたよな。

一篇の趣向は、現代ではよくある手かも。ただ、心理描写にごくたまに定型を超えたキレを感じた。そこが読みどころかも。

一見、荒々しい題ながら、詩趣あふれる説明がつけられる。こういう品格の高さは好もしい。

NHKまんがで読む古典1 枕草子

まんがで読む古典 1 枕草子 (ホーム社漫画文庫)

まんがで読む古典 1 枕草子 (ホーム社漫画文庫)

思ったよりくだけた内容だった。

ハイチムニー荘の醜聞

ハイチムニー荘の醜聞 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-14)

ハイチムニー荘の醜聞 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-14)

本棚の肥やしになっていた本。未読を潰しておこうと読んでみた。
歴史ものだが、歴史もの特有の変なくだくだしさは少なめ。楽しく読めました。ネタは意外な犯人。ミスリードの仕方が繊細すぎて、あらすじを書くとヒントになりそうなので、あらすじは省略。